HONDAがコンセプトカーの3Dデータを公開
自動車メーカーのHONDAが、自社のコンセプトカーの3Dデータを無償で公開しています。車種は「FUYA-JO(1999年発表)」「FSR Concept(1994年)」「KIWAMI(2003年)」「PUYO(2007年)」「NSX Concept(2013年)」の5種類。特設サイト「Honda 3D Design Archives」上で3Dモデルを360度回転させて見る事が出来ます。
また、各車種のstlデータを無償でダウンロード可能です。このstlデータは3Dプリンターでよく使われている3D形状データで、3Dプリンターに入力すれば3Dプリントする事が出来ます。HONDAの実際のコンセプトカーを、3Dプリントとしてミニカーを作る、なんて事が可能に!
特徴的なデザインのコンセプトカー
ダウンロードしたstlデータを3DCADソフト「Rhinoceros」で開いたところ
コンセプトカーなのでどれも秀逸なデザインで、ボディーのラインなど大変勉強になります。車などの工業製品の外見の設計図とも言える3Dデータは、本来あまり外部に出したくないもの。この公開サイトは英語表記で世界中に配信されます。
円安で自動車メーカーの業績も復調気味ということもあり、HONDAはやはり世界のHONDAの様です。
(執筆者 3Dプリンティングエンジニア 3DCM株式会社)
3:45 PM - Posted by 3dcm