3Dプリンターで複製した「卑弥呼の鏡」は魔鏡と判明
3Dプリンターで精密に復元した三角縁神獣鏡(卑弥呼が使用したと言われている)が、鏡面に太陽光を当て反射させると、裏面の文様を映し出す「魔鏡」だったことが判明しました。魔鏡は、鏡の表面に、裏側の文様のに合わせ凹凸をつけたものです。実際に壁に太陽光を反射させると、ぼんやりと文様が浮かび上がりました。魔鏡現象に必要な微細な凹凸が、3Dプリンターによって精巧に再現されたことになります。
古代の遺物、考古学の分野でも、精密な3D形状解析によって新たな発見が多くあるようです。魔鏡は、古代の呪術者(シャーマン)によって人心掌握の道具として用いられたそうです。最新の3Dプリンターで浮かび上がって来た古代ロマン。現代でも我々の心を強く引き付けます。
(執筆者 3Dプリンター営業 3DCM株式会社)
12:36 PM - Posted by 3dcm